端子(Terminal)とは、コネクタを構成する金属部分のうち、電気を導通させるピンやコンタクトなどの部品を指します。
コネクタ端子には、オス端子(プラグ、ポスト、ピンなど)とメス端子(ジャック端子)があり、2つの回路や部品を機械的・電気的に接続するために使用されます。
対象とする電流、電気信号によって、端子のサイズや形状が変わってきます。
高周波コネクタの場合には、信号を流す中心コンタクト(センターコンタクト)に加え、グラウンド(GND)となるアウターコンタクトも持ち合わせています。
コネクタ端子の製造方法には、プレス加工、ヘッダー加工、切削加工などがあり、加工方法によって特徴が異なります。
ローゼンバーガーで使用される端子(Terminal)は自動車産業の厳しい機械的・環境的要件を満たすように設計されています。
特に高周波コネクタに強いローゼンバーガー社のコネクタは、自動車規格であるUSCARの基となっている製品もあり、接続構造や測定方法の業界標準になるとともに、高周波特性に対して高い信頼性を持ち合わせています。

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