接触抵抗(Insulation Resistance, IR)とは
接触抵抗(Contact resistance)とは、2つの導電体が接触する際に、その接触点で発生する電気抵抗のことです。
単位はオーム(Ω)で表され、一般的に数ミリオーム(mΩ)程度の低い値で管理されます。
接触抵抗は、電気接続の品質や効率に影響を与えるため、特に電子機器や電気回路設計において重要な要素です。
接触抵抗の大きさは、接触面の材料、形状、表面の平滑さ、接触圧力、酸化膜や汚れの有無など、さまざまな要因によって決まります。
コネクタにおける接触抵抗
車載コネクタの場合、エンジンルーム、バッテリー周辺、車内の様々な電子機器に使用されるため、
振動・温度変化・湿度・腐食などの厳しい環境条件下に長時間さらされます。
そのため、端子の材料や表面処理の選定に加え、接触圧が非常に重要になります。
(各コネクタメーカーが長年培ってきたノウハウが重要な役割を果たします)
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