定格電流とは
電気機器や電子部品が安全に動作できる最大の電流値のことを指します。
定格電流を超えて使用すると、電気抵抗による発熱が発生し、部品の寿命を縮めたり、
最悪の場合は火災の原因となったりする可能性があります。
そのため、設計段階で部品ごとの適切な定格電流が設定され、試験によって確認されています。
コネクタにおける定格電流
コネクタの定格電流は、端子の材料・形状・接触圧・接触面積、さらには熱放散特性によって決まります。
定格電流を超えて使用すると、異常発熱が発生し、最悪の場合部品の溶融や発火に至ることがあります。
また、定格電流は周囲温度にも影響を受けるため、使用環境に応じたディレーティング(電流値の低減)が推奨されます。
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